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【軍事ワールド】「求む! 元戦闘機パイロット」 米空軍1000人募集も トム・クルーズの主演作でPRの海軍と比べ…

米空軍のF-15Eストライクイーグル戦闘攻撃機(米空軍提供)
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 米空軍が1000人の退役軍人を現役に呼び戻そうとしている。求めるのはパイロットと、後席に搭乗しミサイル発射などをつかさどる戦闘システム士官、そして早期警戒機に搭乗して空域の戦闘誘導を行う空中戦管理者の経験者。いずれも退職したか間もなく退職する人物が対象だ。年齢を重ね管理職となった人物が、組織のピンチに戦闘服を着用して現役復帰…というストーリーは「パシフィック・リム」など映画では胸躍るシーンだが、米空軍が目指す現役復帰は世知辛い風情が漂っている。(岡田敏彦)

 世界情勢とは別の…

 米空軍が1000人復帰を公表したのは5月下旬。北朝鮮情勢の緊迫化や中国による南シナ海の暗礁の埋め立て・基地化などによる摩擦と時期が重なるが、復帰・増員はこうした国際情勢が理由ではない。問題は米国における慢性的な軍パイロットの不足とされる。米軍事専門サイト「ミリタリー・COM」などによると、米空軍では今後、必要なパイロットの約10%にあたる1500~2000人が不足する事態に直面するという。腕の立つパイロットの育成には訓練機材も含め数千万円の費用と長い期間が必要だが、パイロットたちは待遇の良い民間航空会社に引き抜かれることが多々ある。また長期の海外派遣が家庭的に負担となり退職するといったケースも絶えなかった。さらに米紙USAトゥデイ(電子版)は「訓練の遅延と資金不足」を原因にあげる。その一方でイラクやシリアでの軍事行動のために「航空機と乗組員の出動率は予想以上に高まっている」と指摘。米空軍のパイロット不足は慢性的なものとなっていた。

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