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神戸の中3自殺、「腹くくって」と校長にメモ隠蔽指示

いじめの聞き取りメモを隠蔽していたことについて謝罪する神戸市教育委員会幹部ら=3日午後、神戸市
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 神戸市垂水区で平成28年10月、市立中3年の女子生徒=当時(14)=が自殺した問題では、友人への聞き取りメモについて、市教育委員会の首席指導主事が校長に「腹をくくって」と露骨に隠蔽を指示していた。市教委や学校がいじめ情報を軽視し、責任を回避するような対応が実態解明を阻む事例は少なくない。

 「今更出せない」「年度末の調査報告書完成の支障になる」-。

 市教委が3日に公表した首席指導主事の動機は生々しい。校長も「メモを示して遺族感情をさらに揺さぶるのは避けたい」として、反論する形跡はなかった。

 生徒がいじめられていた事実や加害者側の名前が記されたメモは自殺直後に現場の教員らが作成。実際には学校内で共有され、その後も保管されていた。自殺から5カ月近くたった時点で、遺族の求めに応じてメモを渡すことをためらったとされる。

 いじめの物証を求める遺族は神戸地裁に証拠保全を申し立てたが、提出すべきか伺いを立てた校長に首席指導主事はこう答えた。「先生、腹くくってください」

 文部科学省幹部は「隠蔽意図は明らかで悪質な事案だ。いじめ防止対策推進法にも『情報を隠蔽してはならない』なんて当たり前のことを書くわけがない」とあきれる。

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