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【浪速風】料金払えないのに最高級ホテルを希望 北に「一宿一飯の恩義」が通じるか

トランプ米大統領(左)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(AP=共同)
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 キューバ革命を成し遂げたフィデル・カストロ首相は1960年9月、国連総会で演説するためニューヨークに乗り込んだ。高級ホテルに宿泊しようとしたが、法外な料金を請求され、治安のあまり良くないハーレムの安宿に移った。国連本部の芝生にテントを張って泊まることも考えたという。

 ▼12日にシンガポールで開催予定の米朝首脳会談で、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長らの宿泊費を誰が負担するのかが話題になっている。北朝鮮は1泊6千ドル(約65万円)もする最高級スイートを希望しているが、外貨不足で払えない。どこかの国が肩代わりするのは、金銭的便宜を禁じた制裁を破ることになる。

 ▼昨年のノーベル平和賞を受賞した「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」も、賞金から拠出を申し出ているそうだ。帰国したカストロ氏は「米国は冷たい敵意のある国だ」と反米に傾斜した。「一宿一飯」は長く記憶に残るものだが、北はさほど恩義に感じまい。

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