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【混迷~森友捜査終結(中)】トラブルが埋もれる土地 ヒ素、コンクリート…「国有地からごみ」ほかにも

学校法人「森友学園」が小学校建設を目指していた大阪府豊中市の国有地。地中からみつかった、ごみの撤去費用が大幅値引きの根拠とされた=6月1日、大阪府豊中市内(宮沢宗士郎撮影)
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「森友」と同じ構図 訴訟問題に発展

 兵庫県西宮市の閑静な住宅街にフェンスで囲われた空き地がある。一戸建てなら20軒ほど建てられそうな広さ約2千平方メートルの土地は、財務省近畿財務局が所管する国有地なのだが、長年野ざらしになっている。

 この土地を一時取得した同県内の不動産会社や関係資料によると、平成16年11月、同社が一戸建て住宅や分譲マンションの建設を予定し、近畿財務局から約1億5千万円で購入した。しかし、同社がボーリング調査をしたところ、地中から環境基準を超えるヒ素などが見つかったという。

 同社からの申告を受けて近畿財務局が調べると、昭和47年ごろまで一般産業廃棄物処理場の一画だったことが判明した。地下に大量の産廃があると推測されるとし、近畿財務局は「隠れた瑕疵(かし)」が見つかった責任があると判断。同社の要望に応じ、売買契約を解除することを選択した。

 「立地は良いのに土壌を入れ替えたら採算が合わず、契約を破棄せざるを得なかった」。不動産会社の社長は憤りを隠さない。

 このトラブルは訴訟に発展。国側は土地の調査費用にかかった約2100万円を同社に支払ったという。

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