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【関西の議論】投票率わずか12%…兵庫県稲美町議の再選挙、背景に議員の「なり手不足」も

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 公職選挙法では、定数の6分の1を超える欠員が出た場合、50日以内に再選挙や補欠選挙を行わなければならないが、同町議会の欠員は1人で、このケースに当てはまらない。しかし、同じ地方公共団体で選挙がある場合は、定数の6分の1を超えていなくても再選挙をしなければならないという規則がある。

 今回、任期満了に伴う町長選があったため、町長選と町議再選挙のダブル選となったわけだ。

 しかし、その町長選は現職の無投票当選となり、町議再選挙が単独実施になってしまった。そのため、有権者の投票行動を促すねらいがあったダブル選効果がなくなり、町選管も「町長選が無投票となったことは、再選挙の投票率に大きく影響した」とする。

背景には町議のなり手不足も

 こうして行われた町議再選挙は、元職の候補者が新人2人を破って当選を果たした。今回落選した2人の新人候補は、いずれも前回の町議選で当選に必要な法定得票数に届かず落選した3人の候補者のうちの2人。当選したのは元職ということで、実質的には目新しい候補者がいなかったことになる。

 今回の再選挙で当選しても来年9月には任期満了に伴う町議選が控えている。町議としての任期が1年4カ月あまりしかないことも、目新しい候補者が出馬しなかった要因とみられている。

 一方、全国の町や村の議会では近年、深刻化する人口減少と高齢化による「なり手不足」の懸念を抱えている。

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