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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】若手伸び悩み、投手補強に手が届かず

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 投手1位への道

 現時点での起用法を見ると梅津と上茶谷は先発タイプで甲斐野は抑え。いずれも即戦力で通用する球威とキレを持っているので、後はチーム事情との相談…というニュアンスですね。

 もちろん、狙っているのは阪神だけではなく、プロ12球団が熱い視線を送っている3投手です。 阪神の昨年ドラフト1位は馬場皐輔投手(仙台大)でしたが、イの一番での1位指名ではありません。まず清宮(早実→日本ハム)を指名し、抽選で外れ、さらに安田(履正社→ロッテ)も外しました。外れの外れで馬場でしたね。

 2015年は高山(明大)、16年は大山(白鵬大)でしたから、イの一番の1位は3年連続で野手だったのです。投手のイの一番の1位指名は14年の有原以来です。その前は13年が大瀬良(九州共立大→広島)、12年が藤浪でしたね。つまり4年ぶりの即戦力投手1位へ球団は舵を切ろうとしているわけです。

 しかし、このプランが今後も前に進むのか。これは微妙な部分も残されています。なぜなら野手の1位指名を続け、チーム構想として「若手野手の底上げ、育成」をテーマとして掲げながら、今季の成績はあまりにも期待外れだからです。とてもチーム構想、編成計画通りに進んでいるとはお世辞にも言えません。

 5月31日時点で規定打席に到達している阪神の若手野手は糸原(47試合出場、打率・275、本塁打0、打点10)だけですね。鳥谷を二塁に転向させてまで三塁に起用したプロ2年目の大山は43試合に出場。打率・211、本塁打2本、打点15です。昨季の成績(75試合出場、打率・237、本塁打7本、打点38)と比べても成長しているとは言えません。このことが鳥谷の一連の起用法に対して周囲の喧騒が激しくなる要因ですね。

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