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生息危機に祈りの紙ホタル 九州北部豪雨被災地へ園児ら折る

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生息危機に祈りの紙ホタル 九州北部豪雨被災地へ園児ら折る

色とりどりの紙で折ったほたるを模造紙に貼り付ける天星丸保育園の園児=福岡市 色とりどりの紙で折ったほたるを模造紙に貼り付ける天星丸保育園の園児=福岡市

 昨年7月、九州北部の豪雨で被災した福岡県東峰村の宝珠山川で、ふ化したばかりのホタルの幼虫が多く流されたのを受け、県内の園児たちが生息環境の復活を祈り、折り紙でホタルを作っている。川周辺で2日に開催される恒例の「宝珠山ほたる祭」会場に飾り、復興の機運を高める。

 福岡市南区の天星丸保育園で副園長を務める河野和加子さん(77)が東峰村の町おこし関係者と友人だったことから、「風化させず、復興へ向け歩み直してもらうきっかけになれば」と企画。村内の2保育園と同県うきは市の8保育園も賛同し、園ごとに約20~40個の折り紙のホタルを作ることになった。

 天星丸保育園では5月28日、園児約70人が職員の指導を受けながら、金や銀、赤など色とりどりの折り紙で作り、縦1・2メートル、横1・8メートルの空色の模造紙に貼り付けた。同様に愛らしいアジサイや草木も作って添え、豊かな自然の中でホタルが暮らす様子を再現した。

 31回目となる祭りを主催する「宝珠山ほたるを育てる会」メンバー伊藤明善さん(68)は、ホタルは例年の1割に満たないとし「復活を目指し祭りを続けていきたい」と話す。

 ほたる祭は、東峰村の棚田親水公園広場で2日午後4~9時に開催。

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