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【ミナミ仕事図鑑(3)アメリカ村 ピグスティ】本場アメリカで古着の山と格闘

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 1950年代のヴィンテージジーンズや和柄のアロハシャツ…。新品の服にはない風合いや褪(あ)せた色合いが、客を虜(とりこ)にする魅力を放っている。

 西日本で最も古着店が集まっているとされる大阪アメリカ村。三角公園近くの雑居ビルにある「ピグスティ」は品数の豊富さで人気だ。

 店内を埋め尽くした古着の数々は、すべてアメリカで買い付ける。アメ村と大阪・中崎、東京・渋谷で計4店舗を運営し、5人のバイヤーが1~2カ月ごとに交代でアメリカに滞在。各地にある「ウエアハウス」と呼ばれる、廃品回収された古着が集まってくる倉庫やフリーマーケットなどを車でめぐり、商品を探すという。

 蝶野(ちょうの)博章さん(36)はバイヤー歴15年。商品として価値のある古着を見つけ出すには幅広い知識が必要と強調する。たとえば、ジーンズはタグの位置やチャックの形などから製造年代を確認。ミュージシャンの写真をプリントしたり、映画を題材にしたりしたTシャツなども人気があり、文化的素養も不可欠だ。

 「現地にいる間はとにかくたくさんの古着を見ることが大切」で、休日返上で各地を回り、ひたすら古着の山と格闘するという。

 古着の魅力について「他の人とはかぶらない一点ものに出合えること」と語る蝶野さん。オンリーワンのファッションを求める若者たちが今日もアメ村を行き交っている。(中井美樹)

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