産経WEST

「生徒を原石からダイヤに」女子ボクシング元世界王者、堺にボクシングジム新設

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


「生徒を原石からダイヤに」女子ボクシング元世界王者、堺にボクシングジム新設

ボクシングジムをオープンした野上奈々さん(左)と野上真司さん=堺市堺区 ボクシングジムをオープンした野上奈々さん(左)と野上真司さん=堺市堺区

 堺市のボクシングジムで育った女子ボクシング元世界王者、野上奈々さん(39)が、堺市堺区出島海岸通に新たなジムをオープンさせた。競技人口の少ない女子ボクシングの入り口となることも目指しており、野上さんは「これまで応援していただいた堺の方々にボクシングで恩返しをしたい」と意気込んでいる。

 21歳でボクシングを始めた野上さんは、35歳でプロデビュー。「好川(よしかわ)菜々」のリングネームで、2016年10月には世界ボクシング機構(WBO)の女子フライ級王者になり、さらに、昨年12月にはメキシコで世界ボクシング評議会(WBC)の同級暫定王座決定戦を制した。

 今年4月に現役引退後に、地元への恩返しにとジム新設を決意。夫で元WBOアジア太平洋スーパーフェザー級王者の野上真司さん(43)と二人三脚で運営する。

 ジムの名前は、スペイン語で「ダイヤモンド」を意味する言葉を冠し、「DIAMANTE(ディアマンテ) BOXING(ボクシング) GYM(ジム)」。「生徒を原石からダイヤに磨き上げたい」という思いが込められている。

 野上さんがボクシングを始めたころは、女子ボクシングの競技人口は今よりもっと少なく、練習環境などすべてを手探りしながら取り組んでいたといい、「自分がボクシングジムを開くことで、女性にとってボクシングをやりやすい環境をつくりたい」と野上さん。ジムでは、選手育成からダイエットまで幅広い目的に応じてトレーニングメニューを組み立て、経験や年齢、性別は問わない。

続きを読む

「産経WEST」のランキング