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【柔道女子の鍛え方(4)】東京五輪のホープ、阿部詩は「天才」 恩師の松本純一郎さん「もうひと回り強くなる」と太鼓判

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阿部詩は子どものころ「練習したくない」とだだ

 --3年生の阿部詩(うた)選手が注目されています。素質を感じていましたか

松本 小学4年生からお兄ちゃん(昨年の世界選手権66キロ級を制した一二三(ひふみ)選手)とうちの道場に練習に来ていましたが、練習したくない、と入り口の壁に張りついてだだをこねたり、母親の車から降りてこなかったりで。そうしながら6年生まで過ごしました。初めから五輪を目指してどうのこうのという子ではなかったです。お兄ちゃんは本当に柔道が好きで、勝ちたい、強くなりたい、強い選手がいたら一回やってみたい。そういう子でした。詩はどちらかといえば天才肌。でも、波がありますね。

阿部一二三(左)と阿部詩のきょうだいはともに日本代表にも選ばれた。詩は夙川学院高で柔道部の松本純一郎監督から指導を受けている
阿部一二三(左)と阿部詩のきょうだいはともに日本代表にも選ばれた。詩は夙川学院高で柔道部の松本純一郎監督から指導を受けている

 --どんな波ですか

松本 一流選手というのは波が小さい人間で、結果をコンスタントに出せる選手。でも、彼女は1年に1回は負ける。高校1年はインターハイ(全国高校総体)個人戦で1回戦負け。2年では全日本選抜体重別選手権大会で負けた。高3も同じ体重別選手権で。でも、彼女のえらいところは負けるたびに強くなること。彼女の一番の素質なのかなと思います。

 味の素ナショナルトレーニングセンターで稽古する柔道女子の阿部詩。夙川学院高で柔道部の松本純一郎監督から指導を受けている
 味の素ナショナルトレーニングセンターで稽古する柔道女子の阿部詩。夙川学院高で柔道部の松本純一郎監督から指導を受けている
夙川学院高校柔道部の松本純一郎監督。生徒とのコミュニケーションを大切にする=神戸市中央区の同校柔道場(宮沢宗士郎撮影)
夙川学院高校柔道部の松本純一郎監督。生徒とのコミュニケーションを大切にする=神戸市中央区の同校柔道場(宮沢宗士郎撮影)

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