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職員暴行で睾丸破裂 肩押さえ下腹部蹴る 高知の障害者支援施設

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 高知県黒潮町の障害者支援施設「大方誠心園」で4月、30代の男性職員が重度の知的障害がある入所者の60代男性の下腹部を蹴り、睾丸破裂の大けがを負わせていたことが30日、施設への取材で分かった。職員は自宅謹慎中で、県警中村署が傷害容疑で調べている。

 施設によると、4月26日午前6時半ごろ、何度も服を脱ぎ捨てる男性に腹を立て、男性の肩を押さえながら右膝で1回下腹部を蹴った。男性は自ら痛みを訴えることができず、同11時半ごろトイレの介助をした別の職員が、下腹部の変色や意識の混濁に気づき119番した。左睾丸の破裂が判明、手術を受け5月14日に退院した。

 当時、施設では入所者79人が四つの寮に分かれて生活していた。男性職員は夜勤で、入所者23人を1人で受け持っていた。当初は暴行を否定したが、5月1日に「カッとなってやってしまった」と認めた。

 施設は同日、県に報告し、2日に家族に謝罪した。職員は施設を運営する社会福祉法人「土佐七郷会」から謹慎処分を受けたが、同法人はより重い処分も検討している。

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