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【銀幕裏の声】「ドラマは8対7の乱打戦、映画は1対1の投手戦!」鶴橋康夫監督が語る映画&ドラマ論

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 視聴率が求められるドラマ、ヒットしなければその先のチャンスがない映画…。両方の修羅場で指揮を執ってきたベテラン監督ならではの解説だ。

■“のみとり”の次は“骨とり”?

 23歳でテレビ演出家としてデビュー。78歳の今も第一線を走り続けているが、決して順風満帆だったわけではないという。

 名演出家の名をほしいままにしながらも、公開まで構想30年を費やした「のみとり侍」が、ものづくりの苦しみ、苦闘の一端を物語っているかもしれない。

 「後妻業の女」のヒットで、次の企画の話が持ち上がり、そこで、鶴橋監督が満を持して提案したのが、「のみとり侍」だったのだから…。

 また、鶴橋監督は「のみとり侍」では脚本も担当しているが、決定稿は29稿目。完成まで29回も脚本を書き直している。

 「プロデューサーたちからいろいろな要求が出されるんですよ。その度に何度も書き直しを求められ、結局、完成まで29回書いたということですね」と苦笑した。

 今作は小松の短編3本を1本の長編映画として製作しているが、「実はもう1本、面白い短編が残っているんですよ」

 その1本とは「骨とり侍」。藩主の食事の魚の骨をとりのぞくことを生(なり)業(わい)とする侍が主人公だ。

 「魚の骨が残っていると打ち首にされる侍を描いた不条理な物語なんです」と鶴橋監督。ぜひ、続編として映画化してほしい。

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