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【プレーバック1964(1)】メダル誕生秘話 男子100mのボブ・ヘイズと柔道無差別ヘーシンク

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 「東京へは母を連れてきたんだ。このメダルを早く見せたいよ」-。「弾丸」の異名を持つ「世界最速の男」はカウボーイハット姿で記者会見場に登場し、そうつぶやいたのだという。

男子100メートルで金メダルを獲得したボブ・ヘイズ。衝撃を与えた
男子100メートルで金メダルを獲得したボブ・ヘイズ。衝撃を与えた

最速男、スパイクを忘れても金メダル

 1964年東京五輪の陸上男子100メートルを制したボブ・ヘイズ(米国)。準決勝で追い風5.28メートルの非公認ながら9秒9をマークすると、決勝では世界タイ記録、五輪新記録(ともに当時)の10秒0で金メダルを獲得した。ヘイズはスパイクを忘れ、チームメートから借りて出場。しかも不利な第1コース。しかし、ハンディをものともせず、2位以下に大差をつけた。

 当時は大学生で、アメリカンフットボールの選手としても注目されていた。会見で「僕にとって五輪は東京が最初で最後」と話した通り、プロフットボールリーグに進み、ダラス・カウボーイズで活躍。引退後はアルコール中毒などに悩まされ、2002年に59歳で死去。疾風のように人生のトラックを駆け抜けた。

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