産経WEST

“黒門英語”で外国人客呼び込め 大阪・黒門市場、店主ら英会話教室「基礎コース」で猛勉強、積極接客

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


“黒門英語”で外国人客呼び込め 大阪・黒門市場、店主ら英会話教室「基礎コース」で猛勉強、積極接客

インバウンド対策で開催されている英会話教室基礎コースで学ぶ黒門市場の店主ら=14日夜、大阪市中央区の黒門市場商店街振興組合事務局(奥清博撮影) インバウンド対策で開催されている英会話教室基礎コースで学ぶ黒門市場の店主ら=14日夜、大阪市中央区の黒門市場商店街振興組合事務局(奥清博撮影)

 市場内の約150店でつくる商店街振興組合によると、今年3月時点の1日あたりの通行量は5年前と比べ約1万1千人増え約2万9千人で、約8割は外国人という。同組合の副理事長、吉田清純さん(70)は「7年ほど前は閑古鳥が鳴き、外国人どころか日本人の集客も厳しかった」と振り返る。

 そんな中、「市場活性化の起爆剤に」と力を入れたのが英会話だった。27年から英会話教室を週1回80分(1人千円)開催。当初は「黒門に、マナーの悪い外国人客は必要ない」などと反対する意見もあったが、外国人客の増加に伴い最近では、英語や中国語表記の店頭ポップで対応してきた店主らから「英語くらいしゃべれなアカン」などの声があがるようになった。

 今年4月からは、より多くの店主らに無理のない範囲で英語を学んでもらおうと、従来の英会話教室に基礎コースを新設。8月までの12回でテキスト代などは組合費から捻出し、参加費も無料にした。外国人ら3人が講師を務め、店主らの希望や悩みを聞きながら授業を進めている。講師を務める英国出身のマーク・ガンターさん(28)は「外国人客にとっては、片言でも英語をしゃべろうという姿勢がうれしい」と話す。

 この取り組みへの反響は大きく、振興組合には全国の商店街などから、約60件の問い合わせがあった。実際、大阪市北区の天神橋筋3丁目商店街では、黒門市場を参考に28年から英会話教室を始めた。今年も定期的に商店街の店主らを集めて開く予定という。

続きを読む

このニュースの写真

  • “黒門英語”で外国人客呼び込め 大阪・黒門市場、店主ら英会話教室「基礎コース」で猛勉強、積極接客

関連ニュース

「産経WEST」のランキング