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漫画喫茶殺人、「物音でいらいら頂点に」容疑者供述 名古屋

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漫画喫茶殺人、「物音でいらいら頂点に」容疑者供述 名古屋

男性が刃物で切られ、騒然とする現場付近=17日午後9時14分、名古屋市 男性が刃物で切られ、騒然とする現場付近=17日午後9時14分、名古屋市

 名古屋市中区の漫画喫茶で利用客男性が刃物で襲われ死亡した事件で、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕された住所不詳、無職稲田府見洋容疑者(22)=福島県出身=が「(被害者のブースから)物音がして、いらいらが頂点に達し切り付けた」と供述していることが18日、捜査関係者への取材で分かった。2人は面識がなく、中署が殺人容疑で詳しい経緯を調べている。

 中署によると、死亡したのは愛知県尾張旭市、会社員、大竹智之さん(35)。遺族関係者によると、銀行員で資格取得の勉強のために漫画喫茶へ行くことがあったという。

 2人は17日、中区錦3丁目の商業ビル9階にある漫画喫茶「マンガ・ネット館錦店」を利用。稲田容疑者は午後6時すぎに、大竹さんは午後8時前に入店し、それぞれブースを使っていた。間に別のブースが一つあった。

 事件は、17日午後8時20分ごろ発生。稲田容疑者は、大竹さんのブースに向かった後、共有スペースの通路でもみ合いになり、逃げる大竹さんを果物ナイフで何度も切り付けたり、刺したりしたという。直前に大竹さんのブースのドアを開け「『物音をたてているんじゃねえぞ』と言った」とも供述している。

 稲田容疑者は110番で駆け付けた中署員にもナイフで抵抗しようとし、興奮した様子だった。捜査関係者によると、「ナイフは1週間前に(周辺地域で)拾った。ずっといらいらしており、むかつくことがあったら誰でもいいから殺してやろうと持ち歩いていた」「自分が死ねないからむかついて刺した」と供述しており、中署が慎重に動機を調べている。

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