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【私の時間 シネマ】不条理に挑む「師弟」 映画「のみとり侍」阿部寛、豊川悦司 

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 「撮影現場では先輩の背中を見ながら、いろいろと演技について学ばせていただきました」

 映画「のみとり侍」(TOHOシネマズ梅田などで18日から公開)の主演、阿部寛=写真右=が、こう語る「先輩」とは、共演者の豊川悦司=同左=のことだ。

 身長189センチの阿部と186センチの豊川との“大型コンビ”は壮観でスクリーン映えする。長年、日本映画界を牽引してきた2人だが、意外にも共演は平成17年のミステリー映画「ハサミ男」以来、13年ぶりだという。

 「2人はキャラクターも違うから、役柄がかぶることもないのに、長い間、共演がなかったことは本当に不思議ですよね」と豊川は笑顔で語った。

 時代は江戸中期。越後長岡藩の勘定方、寛之進(阿部)は、真面目な性格が災いし、歌会の席で藩主が詠んだ歌を盗作だと進言してしまい左遷される。左遷先は貧乏長屋の“猫の蚤(のみ)とり屋”。蚤とりは表家業で裏家業は男娼だった。同じ頃、妻に浮気がばれ、小間物問屋を追い出され、蚤とり屋へ来た“遊び人”清兵衛(豊川)を寛之進は師と仰ぎ、遊び人の技を伝授してほしい、と頼むが…。

 2歳上の俳優の先輩、豊川を慕う阿部の姿が、清兵衛を頼りにする寛之進の姿と重なる。

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