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【関西の議論】地味なアイドル東播磨ちゃん…自虐的なPR動画、「仲間割れ」で一時配信停止に

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 約500万円の予算をかけ、自治体のPR動画では珍しい2~3カ月にも渡るオーディションを実施。主役の東播磨ちゃんには舞台を中心に活動する女優の小西はるさん(17)を起用した。1本30秒程度の動画を5本制作し、今年3月26日から配信を始めた。

 神戸北野異人館街や姫路城といった「売り」を堂々とアピールする神戸ちゃんや姫路ちゃんに対し、東播磨ちゃんが持ち出す明石焼やかつめしを「弱い!」と一喝するシーンがあるなど、あえて自虐的な部分を前面に出した。しかし、一般の視聴者ではなく、身内の自治体首長からの猛抗議で「炎上」するという皮肉な結果となってしまった。

兵庫県南部の各地域を女性アイドルに見立てた県東播磨県民局制作のPR動画(同局提供)
兵庫県南部の各地域を女性アイドルに見立てた県東播磨県民局制作のPR動画(同局提供)

 動画の配信停止の報道を受け、インターネット上では「自虐PRはどうかと思う」「事前に抗議を予想できなかった想像力の欠如が問題」などと県民局の姿勢に疑問を呈する声もあったものの、「東播磨のPRを自ら潰す明石市」「明石市は東播磨ではなく西神戸とでも思っているのだろう」「笑って見過ごせない感性こそが『東播磨ちゃん』」「器が小さい」など、明石市の姿勢に批判的な意見が多く寄せられた。

 こうした意見や再配信を望む声に押されたのか、泉市長は態度を軟化させ、5月2日にはオリジナルのまま動画配信が再開された。

 一連の騒動はひとまず収束に向かったが、明石市と周辺自治体との遺恨は残された。兵庫県の井戸敏三知事は8日の定例会見で「県民局らしからぬユニークな取り組みといえる。(明石市は)もう少しおおらかに対応してもよかったのでは」と、ややあきれた風に話した。

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