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【衝撃事件の核心】クエの産地偽装 市場関係者も「聞いたことない」中国産、いったいどんなもの?

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【衝撃事件の核心】
クエの産地偽装 市場関係者も「聞いたことない」中国産、いったいどんなもの?

養殖も高コスト

 近畿大水産研究所(和歌山県白浜町)では昭和50年ごろからクエの養殖に関する研究を開始。昭和63年に初めて産卵に成功し、平成19年ごろから本格的に出荷するようになった。

 養殖とはいえ、3キロほどの成魚に育てるまでには和歌山県沖で6~7年、水温が高い鹿児島県奄美沖でも3~4年ほどの時間がかかり、出荷までには高いコストがかかるという。

 和歌山県内のある養殖業者は「台風や津波、潮の流れ次第で、すぐに育たなくなったりする。養殖といえども一筋縄ではいかない」と話す。

 国産の天然クエに、養殖もの。では中国産の流通はどうなっているのか。

 「中国産のクエなんて聞いたこともない」。全国から鮮魚が集まる東京・築地市場の卸業者に聞くと、こんな反応が返ってきた。「仮に扱ったとしても、イメージはそんなに良くないだろうし…」

「味も見た目も遜色なし」

 そもそも中国でクエは取れるのか。ハタ類は中国近海にも生息しているから、当然クエもいるはずだ。ただ日本と違って爆発的に水揚げされているとか、そういう話は聞かないという。

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