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うつ病の原因は「連続勤務」 高野山僧侶が寺院側を提訴

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 世界遺産・高野山(和歌山県高野町)の寺院の40代男性僧侶がうつ病を発症し休職したのは宿坊などでの連続勤務が原因として、寺院を運営する宗教法人に慰謝料などの損害賠償や未払い賃金計約860万円を求めて和歌山地裁に提訴したことが16日、男性の代理人弁護士への取材で分かった。提訴は4月27日付。

 代理人弁護士は「寺院での仕事は修行だとされ、労働者としての側面が見えづらい。過重労働の実態を明らかにしたい」と話している。

 男性は平成20年から寺院で働き始めた。27年12月ごろにうつ病になり、28年3月から休職。橋本労働基準監督署が29年10月、少なくとも1カ月間の連続勤務が認められるとして労災認定した。

 訴状によると、男性は午前5時前から宿坊の宿泊者らが参加する読経の準備を始め、日中は宿泊者の対応のほか寺院の業務に従事。就業時間は午後11時まで及ぶこともあった。高野山開創1200年の27年には年間を通し多数の宿泊者が訪れ、3~5月には64日間、9~10月に32日間、連続で働いていた。宗教法人に安全配慮義務違反があったとしている。

 寺院は「住職が不在で答えられない」としている。

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