PR

産経WEST 産経WEST

駅ホーム、落ちない落語 全盲の落語家・桂福点さん、周囲の声かけで転落防止訴え 新作19日に一般公開

Messenger

 事故から半年、男性をモデルに全盲の主人公が登場する落語「落ちない噺(はなし)」を創作。東京や大阪など各地で披露すると、鉄道事業者らが参加する社員研修に招かれるようになった。現役の鉄道マンから「視覚障害者の気持ちが分かり、勉強になった」と声をかけられる機会が増え「男性の死が着実に再発防止につながっている」と感じていた。

 しかし、同様の事故は続く。昨年12月には、阪急京都線上新庄駅(同市東淀川区)で、弱視の女性=当時(89)=がホームから転落して電車にはねられて亡くなった。

ホームドアのない小さな駅が舞台 「見守る目と差し伸べる手」に気づく

 同駅には転落防止に効果がある「ホームドア」がなく、駅員の介助もなかったことを知った。「最終的に命を守るのは人の力」と感じ、落ちない噺の第2弾を作成することにした。

 まずは、落語のネタ探しに各鉄道会社を訪ね、ホームドアの設置状況や費用などを調査。その上で、福点さんらの実体験などを盛り込み、今年4月に落語「落ちない噺-お助け戦隊守レール編-」が完成した。

 落語はホームドアのない小さな駅が舞台で、駅長が障害者らを介助する「お助け戦隊守レール」を結成。覇気がない元会社員の駅員など個性豊かな人物が登場する。弱視の女性を介助する中で、駅員たちが「見守る目と差し伸べる手」の大切さに気づくというストーリーだ。

続きを読む

関連ニュース

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ