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中国人切断遺体、中国当局が兵庫県警の協力得て本格捜査 帰国の容疑者訴追に向け現場視察へ

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中国人切断遺体、中国当局が兵庫県警の協力得て本格捜査 帰国の容疑者訴追に向け現場視察へ

死体遺棄現場と男のマンション 死体遺棄現場と男のマンション

 兵庫県伊丹市の猪名川河川敷で平成28年10月、中国人留学生の切断遺体が見つかり、殺害に関与したとみられる中国籍の20代男が帰国後に身柄を拘束された事件で、中国の公安当局が男の刑事訴追に向け本格捜査に乗り出したことが15日、関係者への取材で分かった。今月中旬に入って公安当局者が来日。兵庫県警の協力を得て事件現場を視察するなどし、捜査情報の収集を進める。

 男は事件発覚後に帰国。日本の知人に殺害に関与したことを伝えて中国公安当局に出頭し、身柄を拘束されたという。県警は殺人と死体遺棄容疑で男の逮捕状を取得したが、両国間で犯罪人引き渡し条約が締結されておらず、日本側は身柄引き渡しは不可能と判断。水面下の交渉で、中国側に国外犯規定に基づく処罰を求めていた。

 関係者によると、公安当局者ら数人はすでに来日。18日にかけて遺棄現場や男が住んでいた大阪市阿倍野区のマンション視察などを実施する予定という。

 これまでの調べでは、男は28年9月下旬~10月上旬、当時の自宅マンションで知人の中国人留学生、蔡(さい)鎔(よう)憶(い)さん=当時(20)=を殺害し、遺体を猪名川河川敷に遺棄した疑いが持たれている。

 遺体は同年10月10~11日、河川敷の橋脚近くの草むらや地中から両腕と両脚、頭部、胴体の6つに切断された状態で相次いで見つかった。腹部には複数の刺し傷があり、一部は内臓に達していた。

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