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【Jリーグ25周年】タイ、選手加入で高まる知名度とビジネスモデル 背景に「アジア戦略」

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【Jリーグ25周年】
タイ、選手加入で高まる知名度とビジネスモデル 背景に「アジア戦略」

 開幕25周年を迎え、Jリーグは東南アジアへも市場を広げている。成長著しいタイからは、「タイの英雄」と呼ばれるJ1広島のFWティーラシンや「悪魔の左足」と評されるJ1神戸のDFティーラトンらが今季リーグ戦で活躍。タイでの所属Jクラブの知名度を高めている。観戦ツアーや選手とタイアップした新規事業も生まれており、双方に恩恵をもたらす有益なビジネスモデルとして確立しそうだ。(吉原知也)

タイの強豪ムアントンから移籍

 ティーラトンやティーラシンのほかに、タイの国民的スターのMFチャナティップは札幌で2年目を送っており、今季J1での快進撃を支えている。タイ代表の3選手はタイ1部リーグの強豪ムアントンから期限付き移籍を果たした。

J1神戸で異彩を放つティーラトン J1神戸で異彩を放つティーラトン

 こうした移籍には、Jリーグがグローバル化を推し進める「アジア戦略」が背景にある。タイ国内ではJリーグの試合が放送されており、タイ選手の活躍によって、ホームタウンの都市の知名度も上昇。Jリーグとニールセンスポーツジャパンが今年2月にタイで実施した調査によると、チャナティップのいる「札幌」の認知度はJリーグファンの中で93%に達した。

 興味深いのは冬のリゾート地である札幌への観光目的の回答が、「サッカー観戦」(17%)が「スキー・スノーボード」(13%)を上回っていることだ。さらに、ティーラシンのいる広島でもサッカー観戦の回答が約2カ月前の調査の1・5倍となった。

ルヴァン杯でゴールを決めた広島・ティーラシン(31)(加藤孝規撮影) ルヴァン杯でゴールを決めた広島・ティーラシン(31)(加藤孝規撮影)

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