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【夜食ラーメンでおもてなし(3)】中国の一流ホテルで修業 悔しいクレーム対応も 道頓堀ホテル運営会社専務 橋本明元さん

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【夜食ラーメンでおもてなし(3)】
中国の一流ホテルで修業 悔しいクレーム対応も 道頓堀ホテル運営会社専務 橋本明元さん

宿泊客を見送る橋本明元さん(右)。中国での経験が現在の経営に生かされている(恵守乾撮影) 宿泊客を見送る橋本明元さん(右)。中国での経験が現在の経営に生かされている(恵守乾撮影)

 中国のホテルで修業することを決意した橋本明元さん。現地では、日本からやってくる経営者の謙虚さに感銘を受けた一方、信じられないような「屈辱」も経験した。(聞き手・石川有紀)

 --家業を継ぐために中国で修業とは、思い切りましたね

 橋本 その1年前、「経営を助けてやろう」というような気持ちで道頓堀ホテルに入社したものの、創業家の自分はチヤホヤされるばかりで…。中国ではカビだらけの学校の寮に住んで1年間、猛勉強で中国語をマスターして、上海の国営ホテルと青島のシャングリラホテルで働きました。外資系のシャングリラホテルは実力主義の厳しい環境という噂でしたが、給与はそれまでの3倍、海が見える従業員マンションを与えられ、営業を担当しました。

 --ホテル勤務で印象的だったことは

 橋本 私は日本人の顧客に、何かあればと、名刺と携帯番号を渡して24時間365日対応していました。VIPのお客さまのなかでも、日本で成功されている経営者の方々の振る舞いには、感銘を受けました。私やホテル従業員に気さくに話しかけ、丁寧にお礼を言って帰られる方もいて「人として大切なのは、謙虚さだ」と心に刻みました。また、ホテルの営業戦略の立て方やマーケティング、客室単価を下げないおもてなしのあり方など、当時学んだことは、いまの経営に生かしています。

 --それにしても、24時間のお客さま対応は精神的負担が大きいです

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