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【実録 韓国のかたち】第4部(7)「非核化」わずか3行、終戦・経済優先-の板門店宣言 11年前と同じ 

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【実録 韓国のかたち】
第4部(7)「非核化」わずか3行、終戦・経済優先-の板門店宣言 11年前と同じ 

南北首脳会談を報じる韓国紙=4月28日、ソウル(共同) 南北首脳会談を報じる韓国紙=4月28日、ソウル(共同)

鼻高々に発表した宣言の内容 非核化は“付け足し”程度

 韓国大統領の文在寅(ムン・ジェイン)と北朝鮮の朝鮮労働党委員長、金正恩(キム・ジョンウン)が鼻高々に全世界に向けて発表した「板門店(パンムンジョム)宣言」だが、最大の焦点の「非核化」に関する言及はわずか3行ほど。付け足しの感じすらした。13項目からなる合意文書の大半は南北の「関係改善」「終戦宣言」「平和構築」に終始した。

 2007年10月の南北首脳会談もそうだった。約4時間におよぶ盧武鉉(ノ・ムヒョン)と金正日(キム・ジョンイル)の「首脳会談記録」を読めば核問題は置き去りにして経済協力と南北の「共同繁栄」に重点が置かれていたことがわかる。

 記録の中にはこんなくだりがあった。

 盧武鉉 「私は経済関係はとても重要な問題だと考えています。いま、日本が100億ドルで日朝の過去史を整理するという考えを表明していますが、われわれは来年度の南北協力予算を1兆3千億ウォンと考えています。お金の話をして申し訳ないです」

 金正日 「構いません」

 盧武鉉は鉄道事業をはじめエネルギー、農業、医療、経済開発特区への投資について延々と述べた。

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