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鉄道復旧費の精査優先確認 被災の日田彦山線検討会 九州北部豪雨で

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鉄道復旧費の精査優先確認 被災の日田彦山線検討会 九州北部豪雨で

 福岡、大分両県とJR九州などの実務担当者は15日、昨年7月の九州北部の豪雨で被災した日田彦山線の具体的な復旧方法を議論する検討会の初会合を大分県庁で開いた。4月に知事や社長らのトップ会議で確認した鉄道路線を維持する方針に基づき、まずは復旧費の精査を優先して進めることを確認した。

 検討会で会長を務めるJR九州の前田勇人総合企画本部長は「鉄道で復旧するための方策と復旧後の継続的な運行の確保について、迅速かつ丁寧な議論を進めたい」とあいさつした。会合には福岡、大分両県の幹部のほか、不通区間を抱える福岡県東峰村と添田町、大分県日田市の副市長らが出席した。

 両県は橋の架け替えを県の災害復旧事業に含めることなどで復旧費の圧縮が可能だとし、被災箇所の事業計画を説明した。JR九州は日田彦山線の利用者が昭和62年と比べ8割減っていると指摘し、投資回収のため、復旧後に利用者を増やす対策が重要だと訴えた。

 日田彦山線は駅舎や鉄橋が被害を受け、添田(添田町)-夜明(日田市)が不通となっている。JR九州は復旧費を約70億円と試算している。

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