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【実録 韓国のかたち】第4部(6)父譲りの“計算された率直さ”演じた金正恩…18年前の南北会談の黒い舞台裏

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 韓国から莫大な現金を受け取り、現代グループに特恵を与えて投資を呼び込みながら裏では核開発に拍車をかけていた事実も後に明らかになった。

「金正日が核開発したら私が責任を持つ」

 帰国後、金大中は金正日のことを「スケールが大きく、率直で、見識のある方だった」と評価。「金正日総書記は核を開発したことも開発能力もない。われわれが北朝鮮に支援したお金が核開発に利用されるという話は根拠がないデマだ。金正日が核を開発したら私が責任をもつ」と発言したとされる。

 この発言は公式記録には残っていないが、韓国紙「東亜日報」や「朝鮮日報」などで紹介され、広く知られている。

 金正恩の「率直で礼儀正しい」ふるまいが父、金正日譲りであれば、南北首脳会談で見せたにこやかな言動は計算されたものだったといえるだろう。文がそれを知りつつ金正恩を持ち上げたとすれば、この会談は「世界を欺いた会談」として歴史に残る恐れもある。=敬称略

(龍谷大学教授 李相哲)

 就任1年足らずで南北首脳会談を実現させた文在寅大統領。北との近さは韓国や地域に何をもたらすのか。歴史をひもときながら分析する。

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