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消防団員348人、出動・訓練なくても報酬1460万円 支給の岡山市は「他の自治体も…」

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消防団員348人、出動・訓練なくても報酬1460万円 支給の岡山市は「他の自治体も…」

 岡山市の消防団員約4600人のうち348人に平成27~28年度の活動実績がなかったことが13日、市消防局への取材で分かった。348人には、2年間の報酬として市から計約1460万円が支払われていた。

 市消防局によると、岡山市では各団員に年2万1千円の報酬を支給している。27~28年度の活動状況を調べたところ、一度も訓練に参加せず、災害時に出動もしなかった団員が348人に上ることが判明した。報酬は個人の口座に振り込まれるが、各分団で管理されるケースもあるという。

 担当者は「市の条例で活動実績に関係なく報酬を支払うと定めており、問題はない。他の自治体にも同様の規定がある」と強調。一方で「団員全員の活動状況を報告するよう求めてこなかった。不参加の理由を調べた上で、必要があれば改善したい」と話した。

 消防団員は、本業を持ちながら地域で消火や災害時の住民救助、避難誘導などに当たる非常勤特別職の地方公務員。

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