PR

産経WEST 産経WEST

【京大立て看板撤去】学生の主張、内外に発信…「自由な学風」の京大を象徴

京大吉田キャンパスに隣接する歩道に立てかけられた看板。地面にブロックを置いて固定されていた=4月2日、京都市左京区
Messenger

 京都大が撤去した立て看板は、長らく学生が大学内外に自らの主張や活動を広く知らせる手段となっていた。「自由な学風」の象徴の一つともされる京大の文化だが、同様の立て看板は全国の大学から姿を消しつつある。

 京大関係者によると、京都市左京区の京大吉田キャンパス周辺では、遅くとも1960年代には立て看板が掲げられ、当時盛んだった学生運動に関する政治的主張や、学生団体が開催するイベント情報を発信。関係者は「インターネットがない時代に、多くの人に見てもらえる最も効率的な媒体だった」と強調する。

 学生運動が下火になった後も、毎年4月の新入生歓迎期間や、11月の学園祭の時期には、キャンパス周辺に立て看板が乱立し、京大の名物とも言われてきた。

 立て看板は、他の大学でも姿を消しつつある。関西地方のある大学関係者は「イベントの告知も、会員制交流サイト(SNS)が主流。設置のルールを作っており、立て看板は学内でもほとんど見なくなった」と話している。

関連ニュース

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ