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【衝撃事件の核心】混迷深める「3つの山口組」…来年秋にはキーマン出所

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 菱川容疑者ら実行犯の足取りは不明のままだが、県警は神戸山口組による組織的な犯行の可能性もあるとみて、事件の解明を進めている。

厳しい規制の枠に

 織田代表に対する襲撃事件は、任侠山口組を指定暴力団と認定する上で大きな転換点となった。

 警察当局は当初、任侠山口組の結成を「神戸山口組の内部対立」とし、任侠山口組系組員をあえて、神戸山口組の傘下組員と扱ってきた。ただちに独立勢力と認定すれば、神戸山口組に対する指定暴力団の規制の枠から外れてしまうことが大きな理由だったが、襲撃事件の実行犯が神戸山口組系組員であることが明らかとなり、「もはや任侠を神戸の傘下とみなすことは困難」と判断。水面下で準備を進め、兵庫県公安委が今年3月22日に全国23団体目の指定暴力団に指定した。

 指定暴力団は暴力団対策法に基づく暴力団組織。傘下組員による飲食店へのみかじめ料要求を警察当局が止めさせることができるなど、対象組織は強い規制のもとに置かれる。

 また、組事務所が地域住民の安全を脅かす存在となっている場合には、都道府県の外郭団体が住民に代わり、組事務所の使用禁止を求める代理訴訟を裁判所に起こすことも可能だ。県警幹部は「任侠山口組に対する犯罪の抑止力はこれまで以上に大きくなるだろう」としている。

分裂騒動のキーマン…来年秋に「出所」

 山口組3組織の力を構成員数で比較すると、最も歴史が浅い任侠山口組が約460人(今年2月1日時点)で、神戸山口組は約2千人(同)。これに対し、六代目山口組は約4700人(昨年末時点)と離脱した2組織を上回り、全国最大の指定暴力団としての地位も揺らぐ気配がない。

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