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口径105センチ大型望遠鏡再メッキへ 天の川見える天文台、和歌山・紀美野町

ドームから取り出される主鏡(いずれもみさと天文台提供)
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 口径105センチという和歌山県内最大の大型望遠鏡で知られるみさと天文台(和歌山県紀美野町松ケ峯)で、経年劣化した大型望遠鏡の主鏡と副鏡のアルミメッキを塗り替える準備が始まった。作業は6月30日に完了予定で、期間中は大型望遠鏡が使えなくなるが、中型望遠鏡を使った無料の観望会が開かれる。

 同天文台は平成7年7月7日にオープン。月明かりのない夜には肉眼で天の川が見える好立地が売りで、大型望遠鏡からは月面のクレーターや土星の輪などをのぞくことができる。

 大型望遠鏡の主鏡と副鏡は、反射鏡の第一人者として知られる苗(な)村(むら)敬夫氏が、手作業で磨いて形成した「苗村鏡」で、正確な鏡面に仕上げられた苗村鏡は一般的な鏡の約5倍の精度を誇るという。

 23年間使用されてきた望遠鏡の鏡は、表面のアルミメッキがはがれるなどし、一部で光が反射しないこともあり、初めて望遠鏡を分解し、主鏡と副鏡を再メッキすることが決まった。

 9日には、望遠鏡が取り付けられているドーム(高さ約13メートル)からクレーン車を使って主鏡を取り出すなど大がかりな作業が行われた。取り出された主鏡と副鏡は、宮城県の工場に運ばれ、再メッキが施され、新品同様に生まれ変わるという。

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