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【実録 韓国のかたち】第4部(3)北の“付き添い役”と批判されても…「統一」のためなら共産主義勢力とも手を結ぶ

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【実録 韓国のかたち】
第4部(3)北の“付き添い役”と批判されても…「統一」のためなら共産主義勢力とも手を結ぶ

板門店南側の「平和の家」での夕食会で韓国の文在寅大統領(右)と歓談する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長=4月27日(朝鮮中央通信=朝鮮通信) 板門店南側の「平和の家」での夕食会で韓国の文在寅大統領(右)と歓談する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長=4月27日(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

「建国日」めぐり未だに激しく対立する左派と保守系

 2017年12月、中国を公式訪問した韓国大統領、文在寅(ムン・ジェイン)は内陸部の重慶市を訪ね、韓国の独立運動家、金九(キム・グ)が拠点としていた大韓民国臨時政府旧庁舎を見て回った。文は芳名録にこう書いた。

 「大韓民国臨時政府はわれわれの根っこ。われわれの精神である」

 文が分刻みの日程を割いてわざわざ重慶を訪れたのには深い意味があった。

 韓国では未だに「建国日」をめぐり左派と保守系が激しく対立している。文は昨年、大統領就任後初の「光復節」(日本による朝鮮半島統治からの解放記念日)の祝辞で「2019年、大韓民国は建国と臨時政府樹立100年を迎える」と述べた。

 これまで建国日とされてきた1948年8月15日を否定、1919年4月12日、上海で結成された亡命政府樹立記念日を建国日とする姿勢を明確にした。

 しかし保守系の知識人らからは「臨時政府がつくられた当時、韓国は日本の植民地だった。臨政は領土や国民を実行支配したわけではない。国民も領土も主権もない国がこの世に存在するというのか」と疑問の声が出ている。

日本統治下でも南北は一つだった…

 文在寅が建国日にこだわる理由を左派系メディアはこう解釈する。

 「1919年起源論(韓国建国)の核心は“国民主権”“民族共同体”、すなわち同じ民族にある」(オーマイニュース)

日本から解放後、左翼・急進的共産主義・朝鮮共産党が…

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