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【名古屋「正論」懇話会】2度の中朝会談「非核化で譲らない米国への焦り」元陸自西部方面総監・番匠幸一郎氏

講演する番匠幸一郎氏=9日午後、名古屋市西区のホテルナゴヤキャッスル(恵守乾撮影) 
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 名古屋「正論」懇話会の第38回講演会が9日、名古屋市西区のホテルナゴヤキャッスルで行われ、元陸上自衛隊西部方面総監の番匠(ばんしょう)幸一郎氏が「我が国を取り巻く安全保障環境と危機管理」と題して講演した。

 番匠氏は、北朝鮮問題について「国際社会の核拡散防止体制を無視して核・ミサイル開発を続けていることに本質がある」と指摘。在韓米軍の撤退につながりかねない「朝鮮半島の非核化」ではなく、完全かつ検証可能で不可逆的な「北朝鮮の非核化」を目指すべきだと強調した。

 その上で、米朝首脳会談を前に金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が中国を再び訪問し、習近平国家主席と会談した背景を「非核化に関して米国が譲らないことへの大変な焦りがある」と分析。「圧力と制裁を加えるという安倍晋三首相の政策は正しく、日本にとっては米国と完全に歩調を合わせることが重要だ」と説いた。

 また、東・南シナ海への進出を強める中国の動向と自衛隊の対応についても解説し「安全保障には対処力と抑止力の向上が必要。平和も安全も与えられるものではなく、自らつくるものだ」と訴えた。

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