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【関西の議論】京都で買い占められた人形、中国のサイトで販売…悪質転売、どう防ぐ

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【関西の議論】
京都で買い占められた人形、中国のサイトで販売…悪質転売、どう防ぐ

 例えば4月には、平昌(ピョンチャン)冬季五輪フィギュアスケート男子シングルで連覇した羽生結弦選手(23)の祝賀パレード費用に売り上げを充てる記念Tシャツ(定価2500円)が、引き渡し前から多数ネットオークションに出品され、定価の2倍の価格から競売がスタートする事態が起こった。

 また、昨年には任天堂のゲーム機「ニンテンドースイッチ」(希望小売価格約3万円)がいくつもネットオークションに売り出され、5万円弱の値段がついたこともあった。いまや、限定品や人気商品の買い占め、転売が当たり前なのだろうか。

問われる販売側の覚悟

 販売側も黙ってはいない。2020年東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会は、入場券の高額転売を防ぐため、入場券を名前入りにしたり、個人情報を登録した電子チケットを一部導入したりする方針を表明した。

 大阪市のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の運営会社ユー・エス・ジェイはすでに、オークションサイトなどでの転売を確認したチケットは無効にしているほか、購入者のスマートフォンに電子チケットを配信することで、転売しにくくする仕組みを導入している。

 一方で、転売目的かどうかの見極めが困難というケースも。大丸京都店(京都市下京区)は希少性の高い商品は1人あたりの購入数を制限しているが、「個人でまとめ買いするお客もおり、転売目的かどうか判断が難しい」と頭を悩ませている。

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