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【関西の議論】京都で買い占められた人形、中国のサイトで販売…悪質転売、どう防ぐ

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【関西の議論】
京都で買い占められた人形、中国のサイトで販売…悪質転売、どう防ぐ

 限定品の人形100体が、たった1人に買い占められた-。3月末に京都高島屋(京都市下京区)で起きたトラブルが物議を醸している。その後、人形はインターネットの通販サイトに通常より高い価格で売りに出されたことから、転売目的で購入された可能性が高い。こうした限定商品などが買い占められ、ネット上で高値で転売される事案は、ジャンルを問わず後を絶たない。販売側も抽選にするなど対策を取っているが抜本的な解決は難しい状況だ。(南里咲)

1人が1200万円分

 問題を振り返ってみる。買い占められたのは、人気画家として知られる故中原淳一氏の絵を再現した「ロリーナ」という名前の人形(高さ64センチ)。赤いスカート姿で花束を手にするポニーテールの少女で、樹脂素材を使った「スーパードルフィー」と呼ばれる精巧な作りが特徴だ。1体12万4200円と高価だが、世界的にもマニアの間では非常に人気だという。

京都高島屋で100体すべてが1人に買い占められた人形「ロリーナ」(京都高島屋提供) 京都高島屋で100体すべてが1人に買い占められた人形「ロリーナ」(京都高島屋提供)

 京都高島屋で100体限定で受注販売を受け付けた3月31日、開店前から約200人の行列ができ、1人2体までに制限して先着50人に整理券を配布した。

 その後、店内の複数のカウンターで販売手続きを進めたが、整理券を受け取った人がカウンターに来るたびに、最初に購入した男性客が次々と「この人の分も私が払う」と言い、結局50人分の代金(計1200万円以上)を1人で支払った。並んだ客は全員この男性の関係者だったとみられ、人形の配達先の住所は全て同じだったという。

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