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【実録 韓国のかたち】第4部(2)「融和」欺瞞は70年前の“初の南北会談”から 文在寅が敬う独立の英雄はまんまと…

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 金九は手紙にこう書いた。「われわれは自分自身の体が半分に分かれることはあっても祖国が分断されるのを見ることはできないではないか」

 しかし、金九の絶叫が金日成の耳に届くはずはなかった。金日成にとって南側は対等な話し相手ではなく、やがては自分たちに従わせるだけの存在としか見ていなかったからだ。

 金九を利用しようとした金日成側は、北朝鮮の政党・団体の名義で南側に「全朝鮮諸政党・社会団体代表者連席会議」を提案した。これが南北融和や統一とはかけ離れた希代の“詐欺劇”だったということは後に判明する。

 70年前の「初の南北会談」から既に統一のビジョンが異なっていた北と南。 4月27日の南北首脳会談直前に労働新聞が突然、金日成と金九の絵を掲載したことには、どんな意味が込められていたのだろうか。   =敬称略   (龍谷大学教授 李相哲)

     ◇

 就任1年足らずで南北首脳会談を実現させた文在寅大統領。北との近さは韓国や地域に何をもたらすのか。歴史をひもときながら分析する。

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