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「池田茶臼山古墳」保護工事完了 新たな観光名所に 大阪・池田市

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「池田茶臼山古墳」保護工事完了 新たな観光名所に 大阪・池田市

保護工事が完了した池田茶臼山古墳=大阪府池田市 保護工事が完了した池田茶臼山古墳=大阪府池田市

 長年の風雨で表面がはげるなどしていた「池田茶臼山(ちゃうすやま)古墳」(大阪府池田市五月丘)の保護工事が終わり、市民らが散策に訪れている。円墳部に設けられた展望所は眺望が良好で、倉田薫市長は「歴史的な価値も高く眺めも素晴らしい。新たな観光名所となることを期待している」と意気込む。

 同古墳は茶臼山公園内にある全長59・5メートルの前方後円墳で、古墳時代前期中ごろ(4世紀前半)の築造と推定される。池田市や豊中市を流れる猪名川流域に点在する首長墳のうちで最古級とみられ、府史跡にも指定されている。

 ただ長年の風雨によって土が流され、表面がはげるなど形状が変わっており、早急な保護工事が必要とされていた。このため、市教育委員会は昨年10月から、保護工事に取り組み、周回路やライトアップ用照明を整備したほか、英語・中国語・韓国語の音声や説明が流れるスマートフォン対応の案内板も設置した。

 さらに円墳部に設けられた展望所は、六甲山の山並みなどが一望でき、観光スポットとしても注目されている。

 古墳から出土した管玉(くだたま)や埴輪円筒棺(はにわえんとうかん)などは、近くの市立歴史民俗資料館で展示されている。

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