PR

産経WEST 産経WEST

【華麗なる宝塚】紅ゆずる、さすがの大阪人トップ 人情喜劇ミュージカルで真骨頂「場を回す自分」封印

インタビューに答える紅ゆずる=兵庫県宝塚市(恵守乾撮影)
インタビューに答える紅ゆずる=兵庫県宝塚市(恵守乾撮影)
その他の写真を見る(2/3枚)

 演じる主人公の康次郎は上方の二枚目。自身を間近で支える男役スター、礼は江戸の二枚目役だ。「康次郎ははんなりとした人。礼真琴のチャキチャキとした役との対比を、しっかりと見せていけたら」と話す。

 主人公は全編、テンポの早い関西弁を話す。「関西弁といっても船場言葉なので抑揚が独特で難しい。大阪人の私も、専門の大阪の方に教えていただいた」と笑う。歌舞伎のような言い回しもある。

 それでいて、宝塚らしい華やかな衣装も見どころの1つ。紅は全場面に出演。「舞台からはけた(いなくなった)と思ったら、1分20秒ほどでかつらや衣装を総替え。間に合うだろうかという早替りばかり。私自身は恐ろしいですけど、見どころでもあります」

 得意の喜劇へのこだわりは、「自分から笑わせようとしない」こと。さらに今回は、「間が空いたとき、責任感から、場を“回して”(会話を展開させて)しまう自分」を封印、“受け”に徹すると決めている。

 「周囲に踊らされている主人公にしたいから。それぞれの役の出方を見ます。いつも私が回してしまうと、周囲も育たないので」

 “あの世”がどんなところかは、生きている人には分からない。「稽古中、谷先生も『そんなんちゃう(違う)』と言いながら、『知らんけど』となる(笑)。全部、それぞれの想像ですよね」

 死後の世界、自身は楽しいところと考えている。「でも、思い切り(現世を)全うした人しか楽しい思いはできないとも提示したい。お客さまの想像の余白を残しつつ、最後は『明日も頑張るか』と、ほのぼのした気持ちになっていただけたらうれしいです」

続きを読む

関連ニュース

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ