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政活費360万円詐取、富山県議会元副議長、起訴内容認める「使い切らないと仕事をしていないと…」

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 書籍代名目で政務活動費約362万円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた元富山県議会副議長の矢後肇被告(58)=辞職=の初公判が7日、富山地裁(大村泰平裁判官)で開かれ、矢後被告は「間違っているところはないと思います」と起訴内容を認めた。検察側は懲役1年6月を求刑、結審した。判決は今月24日。 矢後被告は被告人質問で「政活費を使い切らなければ仕事をしていないとみなされる誤った感覚だった」と述べた。

 検察側は「平成20年から始めた不正は常習的で悪質。政活費は議員の第二の給料でもなく既得権益でもない」と批判した。 弁護側は「議員辞職し、社会的制裁を受けている」として執行猶予付き判決を求めた。

 起訴状によると、矢後被告は実際は購入していない書籍の領収書などを偽造し、23~26年度の政活費約362万円を詐取したとしている。

 矢後被告は不正を認め、28年7月に議員辞職。詐欺罪の公訴時効が成立した22年度分なども含め、約560万円を県に返還したが、県警が今年3月に書類送検し、その後在宅起訴されていた。

 県内では地方議員による政活費の不正が相次いで発覚し、県議会と富山、高岡の両市議会で計18人が辞職した。県警は中川勇元議長(70)ら元富山市議4人に対する告発状も受理し、捜査を進めている。

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