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美を求め女性が訪れる町-地産鉱物「セリサイト」で手作りコスメ 愛知・東栄町

鉱物「セリサイト」を使ったコスメの手作り体験をする参加者ら=愛知県東栄町
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 愛知県の山あいにある人口3千人強の東栄町に、年間千人以上の女性が美を求めて訪れる。目当ては同町でとれる鉱物「セリサイト」を使ったファンデーションなどコスメの手作り体験。運営する町観光まちづくり協会は「体験をきっかけに町を知ってもらい、活性化につなげたい」と力を入れる。

 廃校になった小学校の教室に、白や黄色、ピンクと色とりどりの粉が入った瓶などが並ぶ。体験で使う原料はセリサイトのほか、真珠のような輝きを与える粉や着色顔料など。鉱物が主で6種類のみだ。「肌の状態に合わせ保湿効果や色を変えられます」との説明を聞きながら、参加者は薬のように調合した。

 セリサイトは「絹雲母」とも呼ばれ、大手化粧品メーカーも素材として使う。高品質とされる同町産は白くて粒子が細かいため、肌を明るく、きめ細かく見せる。

 「化粧品の手作りで町に人を呼べないか」。発端は平成26年、セリサイトを採掘する三信鉱工(同町)の三崎順一社長(51)の提案だった。三崎さんは化粧品にこだわる女性の間で手作りコスメが趣味の一つになっていることに着目し、町に持ち掛けた。

 評判は口コミで広まり、現在は県内外から月120人ほどが参加する。講師の鎰広景子さん(30)は「町には薬草やハチミツなど、他にも美容に良い素材がある。どんな場所か足を運んでほしい」と話している。

 体験は税別3千円で水、木、祝日以外に開催。第2土曜日は同6千円で鉱山探検もできる。予約は公式ウェブサイト「naoriなおり」で受け付けている。

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