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【西論】憲法「記念」日 改憲を正面から堂々と語れ

【フェド杯】日本の勝利が決まり、ファンにあいさつする(左から)奈良くるみ、大坂なおみ、二宮真琴、加藤未唯=兵庫県三木市のブルボンビーンズドーム(松永渉平撮影)
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 3日は憲法記念日である。

 だがこの日は、何を「記念」しているというのだろう。昭和22(1947)年の施行から古希を超え、71年となる憲法の、何を祝うのだろう。

 ◆真の独立国ではない

 あたりまえなのになんとなく触れられずにいることを、この際、はっきり書いてみる。

 国家とは領域、国民、主権からなる。主権とは自らの意思で領域、国民を統治する権利である。主権のない国は独立国ではない。他国の植民地であるか、国としての体裁を持っていてもせいぜい属国であるといわねばならない。

 占領下、連合国軍総司令部のスタッフが原案を作った現行憲法が国家の主権を部分的に否定していることは、当欄などで何度か触れた。9条1項が放棄する「国権の発動たる戦争」とは、英文原案を訳せば「国家の主権としての戦争」である。2項が認めていないのは「交戦権」という権利である。

 戦争をせよと思う日本人などいないだろう。重要なのは、戦争をするしないという次元ではなく、日本が国家としての主権を制限されているという点である。

 この点に目をつむるべきではないと筆者は考える。主権を制限されていることから、戦後日本のさまざまな矛盾が生じている。

 広大な外国の基地が国内に存在するのもそこに由来する。北朝鮮による拉致被害者を救出するための、軍事力を背景ないし手段とした術を持たないのも然りである。

 自衛隊のイラク日報問題にしても、公開をめぐる混乱の非は防衛省にあるが、さかのぼれば自衛隊の海外派遣は認められないとする憲法解釈に根がある。派遣の根拠法だったイラク復興支援特別措置法が自衛隊の赴く地を非戦闘地域と定めたから、戦闘うんぬんが問題になる。

 おかしな話である。軍事同盟はあってよいが、自分の国を自分が守り、自国民を自国が救出するのは当然のことではないか。戦闘地であろうがなかろうが、独立国として国際貢献することも当然ではないのか。

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