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【銀幕裏の声】「仁義なき戦い」の熱さをもう一度 東映が久々に仕掛ける任侠映画「孤狼の血」(上)

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 その抜擢(ばってき)の大きな理由と決め手は、「今の日本映画界で、あらゆるリミッター(制約)をはずせる監督は白石監督しかいない」だった。

 白石監督は「日本で一番悪い奴ら」(平成28年)で、北海道警の不祥事を赤裸々に映像化した。権力腐敗を暴く-という近年、日本映画が避け続けてきた硬派なテーマに斬り込みながら、エンターテインメント大作として両立させた手腕が買われたのだ。

 「声をかけられ、正直、私でいいのかと思ったが、うれしかったです。監督冥利に尽きます。深作欣二監督と脚本家の笠原和夫さんが作り上げた『仁義なき戦い』のような熱いエネルギーを持つ映画を、ずっと撮りたいと思ってきましたから」と白石監督は言う。

“焼け野原”からのメッセージ

 映画の舞台は、63年当時の呉市をモデルにした架空の市「呉(くれ)原(はら)」。広島県警の暴力団担当のベテラン刑事、大上(役所)と広島大卒の新米刑事、日岡(松坂桃李)は、暴力団傘下の金融会社社員の失踪事件を追っていた。だが、この事件を機に暴力団抗争が勃発。手段を選ばない大上の“違法捜査”が次第にエスカレートしていく…

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