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特殊詐欺、日本人学生は〝使い捨て要員〟か 中国版LINEで「受け子」役に指示…背後に犯罪組織

中国の犯罪組織が絡む事件の構図
中国の犯罪組織が絡む事件の構図

 特殊詐欺に関わったとして今年1月に中国人とともに兵庫県警に逮捕された日本人の男子大学生(20)が、無料通信アプリ「LINE(ライン)」の中国版とも呼ばれるアプリを通じ、犯行の指示を受けていたことが、捜査関係者への取材で分かった。大学生は被害者からキャッシュカードを受け取る「受け子」役で、指示を出していたのは中国国内の犯罪組織とみられる。県警はアプリを悪用した中国組織の暗躍に警戒を強めている。

 捜査関係者によると、逮捕された大学生が利用していたアプリは「微信(ウィーチャット)」。LINEと同様、スマートフォンの画面上などでメッセージをやり取りできる。大学生は「出会い系アプリの書き込みでアルバイトを見つけて応募した。指示は微信から日本語でメッセージが来た」と供述したという。

 県警は1月末、百貨店員を装いカードをだまし取る特殊詐欺の電話が相次いでいた兵庫県宝塚市内で、中国人と一緒にいた大学生を任意同行。高齢女性からカード2枚をだまし取り、現金100万円を引き出していた疑いが強まったとして、詐欺容疑などで逮捕した。

 一方、大学生とともに逮捕された中国人の男(29)は、昨年7月以降だけで6回も来日しており、現金を引き出す「出し子」役だったとされる。県警は中国の犯罪組織が事件を主導した可能性が高く、逮捕された中国人の男が送金役も兼ねていたとみて捜査している。

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