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【関西の議論】2年連続で予算案が廃案、議会は流会続き…異常事態に揺れる奈良・河合町

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 12月定例会も一般会計補正予算案など8議案が上程されたが、反対派の欠席などで大半の議案が審議未了で廃案となった。

 さらには年が明け、30年度一般会計当初予算を決定する3月定例会も議案が審議されず流会となり、予算案は廃案に。流会続きの議会には、傍聴の町民から「ちゃんと仕事せえ」「税金の無駄遣いや」といったヤジも飛び交う始末だ。

 岡井康徳町長は当初予算案を含む25議案について、年度内の議会承認が難しくなったとして専決処分した。前年も同様の混乱で当初予算案が審議されず、2年連続で専決処分となる異例の事態。岡井町長は「議会が開かれない中、このまま待つわけにはいかないと思い、決断した」と苦渋の表情で語った。

「後払い」が慣例化

 混乱に拍車をかけているのは、町営住宅やごみ焼却施設の修繕をめぐり、町の不適切な会計処理が相次いで発覚したことだ。

 同町では昨年12月、平成27~29年度の町営住宅(全79棟)の修繕費計5200万円が業者に未払いとなっていたことが判明。町住民生活部によると、同部の担当職員が「住宅の老朽化が進み、緊急性が高い」として、業者から後払いの了承を得て工事を発注。業者には日付のない請求書を提出させ、次年度に予算を盛り込んで後払いする手法が慣例化していたという。

 また、昨年の12月議会にごみ焼却施設の修繕費として1800万円を計上しながら、実際には同8月に工事を終えており、町がこの事実を隠していたことも明るみに。同部は「緊急性が高いとはいえ、工事を先決するという判断は今となっては誤っていたと思う」と釈明した。

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