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中世大和武士の越智氏を顕彰へ 奈良・光雲寺が奉賛会設立 

崩落箇所に設けられた擁壁=高取町の光雲寺
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 中世大和武士だった越智(おち)氏を顕彰する奉賛会が、菩提(ぼだい)寺の光雲寺(奈良県高取町越智、黄檗(おうばく)宗)を中心に設立され、5月6日に越智氏の追善法要を営む。昨秋には台風の影響で境内の越智氏墓所そばの土手が崩落。擁壁を整備し復旧させたことも機に今後、中世史・文化の発信を目指すという。

 越智氏は現在の高取町を拠点とし、第9代邦澄(くにずみ)が高取城を築き、南朝方となって戦ったと伝承されている。邦澄は南北朝時代、自家の菩提所として興雲寺を開いたが、その後、越智氏の没落とともに衰退。江戸時代に黄檗宗となり、光雲寺として復興されたとされる。

 奉賛会は激動の中世を生き抜いた越智氏を顕彰し、大和における中世史への関心も高めることなどが目的。会員を募り、歴史勉強会などを開くことを検討し、毎年、遺徳をしのぶ追善法要も営む予定という。

 同寺では、昨年10月の台風21号の影響で越智氏墓所下の土手が幅約10メートル、高さ約4メートルにわたって崩落する被害を受けた。このため、檀信徒らの支援を得ながら擁壁を設ける工事を進め、今月上旬に完成した。

 光雲寺の関光徳住職は、「郷土に根付く越智氏を顕彰し発信することが寺の道だと思う」と話している。奉賛会に関する問い合わせは、事務局の同寺((電)0745・62・3315)。

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