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奄美大島の陸自基地建設差し止め認めず 鹿児島地裁

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 鹿児島県・奄美大島で進む陸上自衛隊基地の建設を巡り、住民32人が建設差し止めを求めた仮処分申し立てで、鹿児島地裁(上田洋幸裁判長)は27日、差し止めを認めない決定をした。

 住民側は、自衛隊の配備でアジア諸国との緊張関係が高まり「戦争に巻き込まれる危機にさらされ、生存権が侵害される」と主張。野戦演習によって奄美大島の貴重な自然環境が破壊されるとも訴えていた。

 国側は「平和的生存権は具体的な権利とは認められず、裁判で争うことはできない」とし、却下するよう求めていた。

 国は平成26年、奄美大島の奄美市と瀬戸内町に陸上自衛隊警備部隊の配備を要請し、いずれも受け入れる考えを示した。現在は庁舎の建設工事が進んでいる。

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