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「ジンベエザメ」海遊館と「マグロ」近大が包括協定、水族館の「癒やし効果」など研究へ

包括連携協定を締結した海遊館と近大の関係者ら=大阪市港区の海遊館
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 水族館の海遊館(大阪市港区)と近畿大(本部・大阪府東大阪市)は26日、産学連携の包括連携協定を締結した。医学部や生物理工学部など近大14学部の研究力を生かす。近大は世界初のクロマグロの養殖、海遊館はジンベエザメの展示で知られており、成果が期待される。水族館の「癒やし効果」を医学的に検証するなど、すでに2つの研究が今年度以降、スタートすることが決まった。

 両者はこれまでも、個別の事案で連携しており、海遊館側が包括連携協定を提案、近大側が賛同した。水族館と大学が、包括連携協定を締結するケースは全国的にも珍しいという。

 水族館の「癒やし効果」の研究は近大の学部横断チームが中心となり、水族館がもたらす人の健康への効果を検証。水族館を訪れた人が「魚に癒やされた」と感じることが多く、ストレス社会に生かせる健康増進効果を科学的に探るという。

 また、水族館を訪れた人たちの行動をアンケートや観察などで分析し、居心地の良い空間づくりのカギは何かを探る調査も実施が決定し、生物理工学部が担当。海遊館は外国人客が2割超にのぼり、生き物について外国人客と日本人客が感じる興味の違いや、混雑緩和の方法などを探る。

 海遊館で26日、協定締結式があり、海遊館の三輪年社長は「多方面の視点から深く水族館の魅力を探りたいという思いがあった」、近大の細井美彦学長は「海遊館で課題に取り組むと、学生のモチベーションになる。大きな期待を持っている」と述べた。

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