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【関西の議論】「コナモン」店が全国で減少…個人経営の後継者難、大阪は5年で17%減

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 松本館長は「市場規模はそれほど変わっておらず、店舗数が減少した分、1店舗あたりの売り上げは伸びているのではないか」とし、店舗数については「下げ止まりがある」とみる。

なじみの店に通う広島、厳しい常連客の大阪

 「コナモン」の普及に努める日本コナモン協会の熊谷真菜会長は、「お好み焼き」「焼きそば」「たこ焼き」の店舗減少について「なかなか難しい問題。大阪でも、梅田やミナミでは、行列する店がある一方で、郊外の個人経営の店は後継ぎに悩んでいる。ただ、そんな郊外の状況の中でも、後継者に恵まれ、残っている店も多い」と話す。

 郊外の店がなくなれば、子供の頃に「コナモン」に親しむきっかけがなくなる可能性も出てくるが、大阪では「コナモン」文化が家庭に根付いているという。「スーパーなどで買ったり、自宅でお好み焼きをつくったりすることも多く、家でたこ焼きを楽しむ『タコパ』(たこ焼きパーティー)も行われている」と指摘する。

 国の統計では、全国的に「コナモン」3種類の店舗数が減っているが、1万人あたりの店舗数でトップを続ける広島県は平成21年6.2店で、24年は5.8店に落ちたが、26年は5.9店と増加している。

 熊谷会長は「広島のお好み焼き店は個人経営の店が多く、地元の常連客がなじみの店に通う傾向が強い。一方、大阪では、なじみの店に対して常連客は厳しく、店側はつねに細やかな努力を惜しまないと生き残れない場合が多いのではないか」と分析している。

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