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目の前で突然人が倒れた-万一の場面、応急手当“お手本”を動画で 大阪市消防局が救命アプリ開発 

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 救命措置が必要な場面に居合わせた人に、適切な応急手当てを積極的に実施してもらおうと、大阪市消防局が適切な措置方法を動画で説明したスマートフォンやタブレット端末向け「救命サポートアプリ」の無料提供を始めた。救命措置に特化したアプリは珍しく、同局は「万一の際に命を救うお手本として活用してほしい」と呼びかけている。

大阪市消防局が開発した「救命サポートアプリ」の動画。映像や音でAEDの正しい使用方法をガイドする(同局提供)
大阪市消防局が開発した「救命サポートアプリ」の動画。映像や音でAEDの正しい使用方法をガイドする(同局提供)

専門的な知識や技術がなくても

 開発のきっかけとなったのは昨年6月、大阪市淀川区の電車内で倒れた70代の男性に、救命措置を施した介護士の女性の一言。女性は救急隊の到着前に心臓マッサージや自動体外式除細動器(AED)を使った措置をしたが、その後、「本当にこの処置で合っているのか不安で、勇気がいった」と当時の心境を打ち明けた。

 そこで、少しでも不安をなくし、正しい応急手当てをしてもらおうと、淀川消防署(同区)と大阪市ICT戦略室が連携。アプリ作成に乗り出した。

 アプリでは、「分かりやすさ」と「誰でも使える」ことを重視。起動させて、成人▽子供(1~15歳)▽乳児(1歳未満)という選択肢から1つを選択すると、各年代に合った救命措置の方法を説明する動画が流れる。

大阪市消防局が開発した「救命サポートアプリ」の動画。映像や音で心臓マッサージの正しい方法を教える(同局提供)
大阪市消防局が開発した「救命サポートアプリ」の動画。映像や音で心臓マッサージの正しい方法を教える(同局提供)

 動画では、心臓マッサージのテンポ(1分間あたり約110回)に合わせて「ピッピッ」という電子音を流し、ハートマークを点滅させるなど、聴覚と視覚の両面からサポート。乳児の場合は母親が処置を行うことを想定して女性職員が実践するなど、工夫を重ねた。

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