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【関西の議論】土俵は女人禁制、緊急時も思わず伝統重視…相撲協会が問われる社会とずれた教条主義

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 批判が巻き起こったことで、相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は不適切であったことを認め謝罪。尾車事業部長(元大関琴風)は「場内放送をした若手行司は慌てていて、とっさに言ってしまったようだが、言い訳はきかない。どんな時も人命が第一」などと釈明した。

事態を顧みない対応

 相撲協会の資料には「土俵は神聖なる場所であるため」と、女性が土俵に上がれない理由を記している。各協会員は徹底的にこの慣例が教え込まれており、今回の場合も事態を顧みず、反射的にアナウンスをし、他の協会員もそれに習ったとみられる。

 最大の問題は、こうした点にあるのではないか。相撲協会が教条主義に陥り、相撲界の常識に縛られ、社会の現実に対応できていないことだ。

 市の関係者は「本来は『会場にお医者さま、医療関係者はいませんか』などの放送こそが必要だったと思う」と振り返った。

 女性らが土俵から下りた後、土俵に大量の塩がまかれたことも批判を呼んだ。相撲協会関係者は後日、「塩をまいたのは、骨折や大きなけががあった際の通例で、女性が土俵に上がったこととは関係はない」と説明したが、現場でアナウンスなどの説明がなく、観客らの反感をかった。

 また、巡業の責任者である春日野巡業部長(元関脇栃乃和歌)は当初、現場に居合わせなかったと説明。しかし、インターネットに同部長とみられる人物が会場奥で見守る画像が掲載され、3日後に巡業先の愛知県刈谷市で自身であることを認めた。

あの女性知事、そして著名スポーツ文化評論家も…

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