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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】藤浪は終わるのか メンタル強化“アーチェリーポーズ”と金本監督…1年ぶり勝ち星は

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 1試合前のヤクルト戦(13日の甲子園)からマウンド上で採り入れたのが“アーチェリー・ポーズ”でした。投げる前にグラブをはめた左手を真っ直ぐホームベース方向に指し、右手はまるでアーチェリーの弦を引くように後頭部に上げる。前回のマウンドではこのルーティーンが功を奏したのか、7回を6被安打2四球で1失点の内容でしたね。

 チーム内の情報を集約すると、今季からチームに関係するメンタルトレーニングの荒木香織コンサルタントのアドバイスもあったそうです。荒木香織さんは16年にイングランドで行われたラグビーW杯で日本代表チームのメンタルコーチを務めました。大活躍した五郎丸歩選手のポーズ(ルーティン)を確立したことで有名ですね。そう、五郎丸選手がキックする前に両手を合わせて拝むようなあのポーズです。

 これをプレ・パフォーマンス・ルーティンといいます。

 (1)何度も動作を練習することにより、それに続くプレーをスムーズに行うことができる

 (2)動作に集中することにより外的(歓声や相手の動き)及び内的(不安・心配)な障害を取り除くことができる

 (3)動作を行うことでストレスの軽減につながる

 (4)動作を通じて、それに続くプレーのリハーサルをするため、プレーの修正をすることができる

 以上が主な効果だそうです。もし、藤浪のアーチェリー・ポーズの裏にこうした狙いがあったとすれば、現状打破に向けた必死の思いが伝わってきませんか。しかし、20日の巨人戦でもマウンド上で何度もアーチェリーポーズを繰り返していたにもかかわらず、プレーはスムーズに行かず、外的や内的の障害も取り除けませんでした。パフォーマンスへの取り組み方が中途半端なのか、もっともっと根が深い問題なのか…。

 藤浪は12年10月25日に行われたドラフト会議で阪神、オリックス、ヤクルト、ロッテの4球団が競合。当時の和田豊監督が左手で当たりクジを引き当てました。大阪桐蔭高では3年時にエースとして春夏連覇を達成。春のセンバツでは全5試合で150キロを計測し、夏は準決勝、決勝と2試合連続で2安打完封勝利。準決勝、決勝の連続完封は20年ぶりの快挙でしたね。

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